ずいぶん前の映画を見ているこの頃
ギャラクシークエスト (99)
SF映画、SFドラマのパロディ。
テンポ早く物語は進み飽きずに最後まで笑える。
スタトレやスタトレに纏わる人々の事を知っていると一層楽しめる。
馬鹿馬鹿しくも脚本は「王道」を突き進み
伏線はわかり易く丁寧に作られている。
無駄を削ぎ落としスリムになっている分
キャラの厚みも薄くなっている部分もあるが
ソレすら笑いに組み入れている。
字幕は危険なので要注意。
ラストアクションヒーロー (93)
アクション映画のパロディ。
終盤やや失速するものの「都合よく」物語が進む。
「映画だから」の説明がややしつこいが
それも狙いなのだろう。
T2のポスターがSスタローン主演で作られていたりの
アクション映画そのものへのオマージュや
チョロっと「政治家批判」したりの
結果的に自分自身への嘲笑やら細かい部分でもニヤリとできる。
こちらは設定的にかなり無茶している感はあるが
「映画だから」
豪華なチョイ役も多い。
どちらの映画も
「オマージュ」であり「リスペクト」であって
決して「パクリ」てはない
勿論笑えないバラエティ番組の笑えない「パロディ」でもない。
基の脚本がしっかりしているからこその(無茶はあれども)「コメディ」として
充分成り立っている。
もうひとつの共通点は
(状況は異なるが)主人公が3つの役割を演じている。
しかもそれぞれ似ている。
ホラー映画なら「スクリーム」あたりが該当するのだろうが
こちらはもっと内容は薄い・・
コメディ映画は大好きだ。
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