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ジュリー&ジュリア

シネマトゥデイによると
すべての女性たちにオススメの応援歌。
だ、そうだ。
そんな予備知識もなく視聴したのだが果たして

A.料理本の制作に取り組む女性ジュリアと
B.その料理本で料理してそれをブログに掲載する女性ジュリー

時代が前後しながら主人公が入れ替わる
Aジュリアを主役捉えた場合
そのレシピ本ができるまでの奮闘記
Bジュリーを主役と捉えた場合
日常の中での挑戦や達成感を描く物語

監督の意図がどうあれ
見る側の感情的にはBが主題になるかと。
現代劇であり現実的であるからなのだが
残念ながらジュリーにたいした困難は起こらない
友人達が出世していたり
彼氏と痴話喧嘩したり
料理が上手く作れなくとも
何の同情心も抱けない。

映画としてならば
Aのジュリアのみの物語だけで充分楽しめる。

1冊のレシピ本を通して
過去と現代の女性の奮闘する姿
的なことなのだろうけど。

んで、
ラスト付近
ジュリアはジュリーに不快感を示す。
そしてそれが何も解決しないまま物語が終わる。
「なにそれ」
だったら言うなよ。と。
恐らく「実際にあったこと」の映画化なのだろうと
その時考えた。

食べ方が汚いだとか
美味しそうな料理があまり描かれていないだとか
まあ難点はあるものの
映画そのものは楽しい。
それはAにおける部分のみ。
いや穿った見方をするならば
ジュリアとジュリーのその奮闘ぶりに
「現代女性に対する警鐘」と言えなくも
それはないか。

監督は何だろうか
「寛容な男を見付けなさい」
的なことが言いたかったのだろうか
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