地味な映画なんです。
ヒューグラントが映画に出まくっていた頃の。
主人公何もしないで金持ちでダラダラ過ごしてイヤな奴です。
羨ましい設定です。まったく現実的なキャラではないので
感情移入ができません。
と思っているとモッサリした子が出てきて
この子が主役なのだな。と
イロイロ問題を抱える、しかも日常的でそこそこ重い。
ここで現実と非現実の境目が溶けます。
主人公はどちらも子供なのだな。とタイトルの意味を知るわけです。
結構ダラダラ進むし
何かが救われるような事もないし
それでも小さな戦いを積み重ねて日々を過ごす小さな子供に
ほんのちょっとだけ共感とか感動をしてしまうので
好きな映画です。
あまりお勧めはしませんが。
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