予算80万ドル
90年頃のレートはいくらだか140円くらいかしら。
そんな程度の予算でも演出次第で面白くなる見本。
強盗失敗した連中が裏切り者探し
その殆どが「会話によって」展開する。
そしてその殆どが「汚くて荒い」
派手なアクションも少ない。
強盗シーンもない。
脚本次第では舞台演劇のが映えそうな作品。
時間軸と視点をちょっと動かすだけで
とても効果的に物語が進む。
早い者勝ち的なところもあるが
おそらく誰かがマネしても同じようにはならないだろう。
パルプフィクションでも似たような時間軸と視点の変更演出はあるが
当作品はより単純で判り易い。
内容はバカ映画で物語そのものは面白みに欠ける。
「裏切り者は誰だ」な犯人捜しゲーム映画。
7/10
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