「映画監督の現実と夢のドキュメンタリー風」
楽しいが面白くない。
面白いが楽しくない。
どっちだろうか。
少なくとも退屈はしない。
が、
アチコチのレビューでの評価ほど
面白いとも楽しいとも感じなかった。
いや面白いとも楽しいとも感じる場面は多いのだが
とりとめもない物語なだけあって
場面毎の感情になってしまい
映画全体の面白さも楽しさも薄まっているような
（自分で何書いているのかわからん）。
楽しい場面。面白い場面。が続く。
繋がりが無いようで繋がっている。
現実と夢が交差してとりとめなく物語りが進む
その殆どが踊っている。語っている。
ヒトツ一つのシークエンスは
とても楽しい。とても面白い。
ただ、その場面ヒトツ一つがクドイ。
映像は美しく強いコントラストの白黒。
ただ
どの絵も鬱陶しいくらいに押し付けがましい。と感じた。
この絵が世間の評価に繋がるのかも知れないが
率直に言うと
シーンがくどい。しつこい。しかも濃い。
始まってしばらくは大丈夫だったのだけど
気持ち悪いオバハンが踊ってアップになって
結構しつこく続いてもうダメだった。
最後まで観たけど。
一度拒絶反応出るとシンドイだけ。
残念ながら合わなかった。
それだけの話。
有名な監督だろうと世間的な評価が高かろうと
ハリウッド的なオバカな娯楽大作が好きなので。
何度か観ると違うのかも知れないが。
今日の感度だとこんな程度。
5/10
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