いやまあ
子供向けなのだろうけども。
別の世界から悪い奴が来たのでアメコミヒーロー集まって対抗しました。
この類の映画でいつも違和感を覚えるのが
「重要な死」と「何でもない死」
この描き分けがされている事。
胸糞悪くなる描写の代表。
それだけで自分の中では映画の評価は下がる。
完全に個人的な嗜好。
この類
つまり、一般市民が何かに巻き込まれた場合
彼ら彼女らの死は「何でもない死」であり
重要登場人物の一部の死は「とても重要な死」である。
さらにもっと酷いのは
今回の作品は「一般市民の死」が殆ど描かれていない事。
いくらディズニー映画で
いくら子供向けとは言え
これは酷い。
ビルが爆発したり車が吹っ飛んだりハルクが大暴れしているにもかかわらず
「市民の死」の描写が殆どない。もしかしたら一度もないかもしれない。
それが”子供だまし”な理由。
ディズニーはこれ以上アメコミ映画作らないでほしい
毒々しさが無い。映像的にも物語りにも描写が温い緩い。
リアルさが足りない。
ディズニー映画に血を流せと言っているのではない。
血を流す必要の無い作品だけ作ってろ。
映像的には既に見新しさは無く
特殊効果の連続で、迫力はあるがワクワクもしない緊張感も無い。
（ハラハラのピークはハルクが女性スパイを追っていたところ）
物語的に語るべきはなく、逆に新鮮さを感じるくらいの勧善懲悪。
アメコミヒーローモノだからビジュアル含めてコレでイイのか。
ウルトラマンが怪獣やっつけるのと一緒。
子供ならワクワクして楽しめる。
観終わったあとに何も残らない
バカバカしくも楽しい作品。
そんな映画がある世界が素晴らしいです。
たくさん造っていただきたい。
5/10
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