「独立のために戦っていた同志を殺す」
BSかCSで何となく、知らずに観た映画。
途中からだったが見入ってしまい、後日最初から見た記憶あり。
今回、フと思い出し鑑賞。
英国軍人が友人を理不尽に殺害。
ロンドンで医者になろうとしたら駅で英国軍人が傍若無人。
駅員の断固たる態度に感銘。独立の戦いに加わる。
リーダーは兄。駅員にも再会。
囚われるが脱出。
囚われる原因になった仲間を自らの手で射殺する。
英国と停戦条約。
しかし独立ではなく、領土化に過ぎない。
兄は条約に賛成し、少しずつ改善させようとする。
主人公は性急に独立を求める。
兄は政府軍に、主人公は独立隊に。
政府軍により、独立隊の基地が襲撃。報復。
アイルランド人同士の戦いになってしまう。
主人公が政府軍から武器を盗み出そうとして囚われる。
武器の所在を聞き出そうとするが
仲間を処刑した瞬間から仲間を裏切る事はできないと
自らの処刑を覚悟する。
兄の号令により銃殺される。
婚約者に手紙が届けられる。
戦争をごく狭い範囲で描いている。
派手な戦闘シーンはなく、
闘争から抜け出せなくなる主人公、
その動機となる英国軍兵士の横暴、
引き返せなくなるような状況の作り方、
兄弟、友人、同志との絆の描き方、
丁寧に残酷に淡々と。
7/10
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