ティム・バートン版よりも演出的にツボを抑えている。
いかにも
な感じのアメコミでハリウッドな映画。
「バットマンとロビンの大活躍」
悪役コンビ対バットマンとロビン
ティム版はどうにも好きになれなかったが
コチラは関わっているとはいえ
派手に、しかしくどく無い程度に
バットマンの見せ方を演出している。
悪役のトゥーフェイスとリドラーに関しても
ほどよく説明を加えて
どうしてバットマンと敵対しているのかも描いている。
ロビンの登場とそのコスチュームにしても同様。
精神科医はいらない
途中、トゥーフェイスのトミー・リー・ジョーンズが
芝居の大きいジム・キャリーリドラーの陰に隠れてしまう。
しかしハーヴィ・デントのキャラ的にはソレでもかなり派手すぎる。
ブルース・ウェインとバット・マンについても
抽象的に、ソレでも判るようギリギリ。
精神科医相手に説明するのはどうかと。
この説明的な感じの配役がイマイチあざとい。
ジム・キャリーがノリノリの頃で、
あまりの芝居に批判もあっただろうが
いかにもなコメディアン俳優は好きだ。
ドリュー・バリモアがチョイ役で出ていて驚いた。
アプローチ的に対極に位置するであろうダーク・ナイトとの比較も面白い。
しかし、同じ監督が次作のMr.フリーズを作ったとは信じがたい。
6/10
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