BOBBY
ロバート・ケネディ暗殺までのアンバサダーホテルの出来事。
群像劇としてはどうなんだろう。
全員が最終的に絡み合う。的な部分は無い。
ロバートが絡むのも最後の厨房だけ。
ホテルの中の人達のそれぞれ。であって小さい物語の交差は極々僅かだ。
それから突然「実際の映像」が差しこまれるのは正直邪魔。
全て「映画」として俳優さんの演技でいいはず。
日本人で、しかもリアルタイムで知らない世代としては
「ボビーに懸けた期待」の大きさは判らない。
ベトナムの事であったりキング牧師の事であったりJFKの事であったり。
そのあたりをちょっと齧る程度として
気楽に映画として眺めるのなら充分楽しめる。
シカゴ
不倫相手殺して凄腕弁護士雇って裁判で勝って無罪で釈放されて
ステージに立つまでをミュージカルに仕立てた。
物語はあってないよう。
コメディミュージカルとして楽しむ
充分楽しい。
アサルト13
大雪の大晦日に閉鎖される予定の警察署に囚人が連れて来られて
そいつを狙って警官同士で打ち合う
要塞警察のリメイク
設定が少々違う。役の人種が逆。追ってくる連中も違う。
オリジナル(リオブラボーではない)ほどの緊張感は無く
むしろ派手な銃撃戦に明け暮れる。特殊部隊が弱すぎる。
裏切り者設定もあるのだがイマイチ活かしきれていない。
ただテンポも速く事態が停滞しないので楽しい。
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